VR機器が欲しいけれども、躊躇する理由

vrchatをやり始めて半年。ここまでずっと、デスクトップでプレイしている。
私より後に始めた方々、最初はデスクトップだったフレンド達もほとんどがVR機器を導入している。みな楽しそうだし、やはり欲しくなる。だけども、躊躇する点も多々ある。
そのあたりを、心の整理も兼ねて書いてみる。

 

まずは、VR機器使用で考えつく長所から。

  • 触れる、撫でられる
    VR機器の強み。撫でられるだけでなく、時には撫でたい。
  • 腕が動かせる
    鳥系のアバターで翼を広げ、動かせるのは大きい。
  • より鋭く・幅広いVR感覚が味わえそう
    今は生得の触覚+ほんのりとした非実在感覚ぐらいだけれども、臨場感が上がれば他も芽生えるかもしれない。

 

現在思いつく短所。運用で何とかなるものもあるが。

  • 多分酔う
    最大の懸念点。大金かけて置物になる危険が大きい。
    デスクトップでさえかなり酔う。聞き回った限り、ここまで酷いのは珍しいらしい。元から三半規管はかなり弱い。車、バス、果ては電車でさえも体調が悪いと酔う。
    酔い止めは1回飲んだがコストがかかるし、副作用が酷すぎた。聞き回った中で自分にスパルタな人は何度も吐いて慣れた(?!)らしいが、果たして慣れるのか怪しい。
  • 並行で他の作業が出来ない
    具体的にはメモが取れない、ブラウザで調べ物出来ない、PCの負荷が分からない
    デスクトッププレイの強み、マルチモニタでいろいろやりながらのプレイが出来ない。これに関しては場面で分けて、「記録・調査などを行う」か「触れ合いに専念する」で良いことではあるか。
  • 今のグラフィックボードが微妙
    現在はRTX1660superだが、聞き回った限り、一応は動く。が、十分ではないのでフレームレートが安定しないだろう…そうなると余計に酔いやすくなる。
    買い換え候補としてはバランスが良くVRAMが多いRT3060だが、未だに高騰中(約6~7万)。電源は換装を見越してBTO時のカスタマイズで500W→650Wに変更してあるので足りる。
  • コストがかかる
    ひとつ前から繋がる短所。VR機器で4万(Oculus Quest2)、RTX3060で6~7万。計10万はそう容易く出せる額はない。グラボは5万円程度までは下がって欲しい…。マイニングに制限がかかったLHR版が増えて来ているので、徐々に下がってくれれば良いのだが。なお、PCがミニタワーのためRTX3060自体も小型サイズが無難で絞られる。

VR機器レンタルで試すことも考えた。この辺りならお手頃だ。

Oculus Quest 2 (128GB)astoness.comしかし、グラフィックボードはどうしようも無い。単体で遊ぶのとPC接続では大分感覚も変わるだろう。また、Meta社からapple的な香りを感じるので、GUIに慣れるのも手こずりそうだ。特に、使用後のアカウント削除、失敗すると最悪の事態になりうる…フレンド達に迷惑をかけかねない。

他に、数千円払ってでいいので体験施設が気になる…が。
このご時世、肌に触れる器具を他人と共用となるとなるべく避けたいところだ。あったとしても、派手な映像作品が多い。いわゆる「個室ビデオ店」もあるが、そちらも領域外。vrchatのようにゆるゆる動ける遊び方が出来れば良いのだが…どこか近所にないものか…。

 

これが現在、VR機器について考えていること。ひとまず書いただけなので抜けているかもしれないし、後で加筆するかもしれない。